インビザラインファーストについて INVISALIGN FIRST
インビザラインファーストは、米国アライン・テクノロジー社によって開発された、小学校の低学年から使用できるマウスピース矯正装置です。マウスピースは透明な医療用プラスチック製で、厚さ約0.5mm以下の薄さに作られています。学校で激しい運動をする時やクラブ活動の際には、お子様自身でマウスピースを取り外せるので、装置が壊れて大きな怪我に繋がる心配がありません。
インビザラインファーストの特徴
従来の小児矯正では、乳歯と永久歯が生え変わる混合歯列期に、拡大床で顎の成長発育を促して歯が並ぶスペースを確保する一期治療を行い、必要があれば永久歯が生え揃ってからワイヤー矯正などで歯を動かす二期治療をするのが一般的でした。
一方、インビザラインファーストは歯が並ぶスペースを広げるのと同時に、歯並びや噛み合わせのバランスを整えることが可能です。小児矯正の一期治療と二期治療を合わせると、矯正治療のために長い時間が掛かります。その点インビザラインファーストは、一期治療と二期治療を同時に行っていることから、矯正期間が短縮でき、お子様のストレスを少なくすることが可能です。
インビザラインファースト
のメリット
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矯正中の見た目が気にならない
小児矯正治療では、ワイヤー装置が目立って恥ずかしい思いをすることや、お友達にからかわれて悲しい気持ちになるケースがありました。しかし、インビザラインファーストはクリアで薄手のマウスピースが使われており、装着していること自体に気が付かれる可能性が低いという、大きなメリットがあります。
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抜歯をせずに治療ができる
ガタガタになっている歯列を整えるためには、抜歯をして歯を動かすスペースを作るのが一般的です。インビザラインファーストでは、顎の骨の成長を促してサイズを広げ、自然な形で歯を動かせるため、邪魔な歯を抜かずに済むことが少なくありません。
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幅広い不正咬合の改善が可能
成人矯正で使われるワイヤー装置やマウスピース装置は歯だけを動かすため、出っ歯や受け口などの顎の骨に問題がある不正咬合は、外科手術を組み合わせる必要がありました。
しかし、まだ骨が柔らかい成長期にスタートすることから、顎の成長をコントロールしてお口元のバランスを整えられます。 -
口内を衛生的に保ちやすい
歯磨きや食事をする時には、マウスピースをお子様自身で取り外せます。普段通りに歯を磨けるため、虫歯や歯周病のリスクが低減でき、食事中に装置へ食べ物が挟まることもありません。
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長期的にきれいな
歯並びでいられるお子様が幼い時に歯並びを整えておくと、思春期になってから歯が原因でコンプレックスを抱かなくてすむのが、メリットの一つとして挙げられます。また、歯と歯の重なり合いや隙間の大きな部分が解消されて歯磨きしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを小さくすることにも繋がります。
治療期間について PERIOD
PERIOD 治療期間について
インビザラインファーストの治療期間は、半年から1年半が目安です。治療の進捗は、口内状況やお子様のやる気に左右されます。お子様がマウスピースを嫌がってはずしている時間が長かったり、付け忘れてしまっていたりすると、治療期間はどんどん延びてしまうのです。
お子様と親御様がしっかりとコミュニケーションを取って、
予定通りに治療を進められるようにしましょう。
治療費について
インビザラインファースト | 45万円(税抜) |
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